2023年3月18日第4回学部学年委員会の「班別話し合いのまとめ」と「アンケート集約」を掲載します。

佐保会奈良支部だより第72号にも掲載予定です。

 

 4回学部学年委員会  A~E班別 話し合いまとめ  

 

 A班 

自己紹介では、「源氏物語を読む会」の講師を引き受けられた方のお話や、最近NHKニュースで取り上げられた「何故奈良に女子高等師範学校が出来たのか」の話に新聞記事のコピーを持参いただくなど、大先輩の行動力が感じられた。

・最近の奈良女子大生の活躍を色々な媒体で目にできて嬉しいとのご意見が出た。

スマートフォンでも、奈良支部のホームページで支部の行事等も簡単に確認できることを紹介した。

430日に般若寺に長谷川テルさんの顕彰碑(坂口紀代美(S45文幼)会員製作)が完成することと、長谷川テルさんの映画「望郷の星」のご紹介。長谷川テルさんについては京都支部や愛知支部でも研究会を立ち上げているとのことから、奈良支部の行事にも生かせるのではとの提案があった。

エリア交流会には関心が高く、エリア別人数の入った地図(配布資料)を支部だよりにも載せてもらいたいとの意見があった。

吉野や宇陀など奈良市ではなく、地域性のある場所での交流会開催希望の提案があり、宇陀の薬膳料理で有名な大願寺はどうかとの提案もあった。

奈良支部総会も奈良市でなく、各地区で開催できれば、総会参加に行楽の付加価値がついていいのではとの提案があった。

 

 B班 

1.佐保会奈良支部に対するご意見、ご要望

(1)会報に掲載してほしい内容

 支部長さんは代わられたらわかるけれど支部役員も変更時に紹介したら、身近に感じられるのではないか。

 表紙の絵がすばらしい。知っている方だと連絡して交流も生まれている。

(2)佐保カルチャーで実施してほしいこと

木村万紀子(H9家食)さんの子どもに料理させるイベントが奈良リビングに載っていた。子どもの食育に関する講演をしたら若い人も参加するのではないか。

(3)エリア交流会について

 郡山で藍染め体験ができるところがある。誘ってもらったら行く。

 ・花が好きなのでそういう企画があれば参加したい。(吉野、馬見丘公園など)

(4会費納入についてエリア交流会について

 納入方法が支部だよりに書いてあったのでわかりやすかった。

 何年も未納の方には払っていただけるようにお願いの手紙を入れてはどうか。

2.学部学年委員会の持ち方に対するご意見、ご提案

 グループで分けると少人数なので話しやすい(全体でははばかられる)

 委員の人選はどうしているのか。遠くの人にも参加していただく工夫が必要。

選ばれていない人でも適任者がいるのではないか。

 

 C班 

  若い世代にいかに繋ぐか、若い人を意識した働きかけの大切さを焦点に話した

(1)会員数と会費納入に関して

 佐保会に参加するメリットを若い人たちにいかに伝えていくか。入学時の入会予約金の返還が求められることもある。

 コロナの時など、支援の必要な学生に迅速に手を差し伸べることができればと思った。何かあれば、佐保会も動くという姿勢が見せられれば良いと思う。

 佐保会の活動の具体を分かりやすく伝える。活字だけに頼らず、視覚的にさっとわかるパンフレットのようなものを作成してはどうか。

 佐保会に繋ぐきっかけとして、特に卒業30周年の集まりはよく機能している。

 若い人たちの講演会はとても良かった。このような「繋ぐ活動」の企画が継続されれば良いのではないか。

 会報やHPと関わって、若い人を対象にと考えると、ツイッターでハッシュタグをつけてとか、QRコードやURL等もっと活用をすれば良いと思う。

 その一方で、グーグルフォームでの申し込みなどを好まない人も実際にはいる。

(2)佐保会「奈良支部だより」について

 デザインやカラー取り入れやイラストなど入り、読みやすいものになっていると思う。しかし、若い人や活字離れしてきている昨今を考えると、何かできないか?

 ・表紙ページのデザインを、変えてみてはどうか。

 活字が多いのではないか。に対して、最近の記事の書き方柔らかくなってきているという指摘もあった。

(3)佐保カルチャーについて

 大学の先生方の講演などを以前のようにもっと増やして、高校生にどんどんアピールすれば良いと思う。

(4)奈良支部のHPについて

 以前はお便り欄に掲載依頼をしていましたが、どれだけの効果/アクセス数があるのだろうかと思った。

 若い人たちにもっと見てもらうために、例えば、大学のグッズの販売/生協などへのリングも張って見るのはどうだろうか。そこから他も読む機会になるのでは。

 

 D班 

今後の奈良支部の活動について、大きく分けて2つの問題点が浮かび上がってきた

(1) オンラインでの活動の可能性を探る時期にきているのでは

 ・D班の年齢構成は60代後半~70代前半。そして、奈良市・北西部に居住。自分の関心のあることに没頭できそうだが、親の介護と孫の養育支援のダブルケアで忙しい会員もいる。(自分の時間が取れない)

 ・都祁村の会員は、今は車を運転して移動できるが、将来車の運転ができなくなることも考えている。(奈良市から遠くに住んでいてカルチャーに参加しにくい)

 ・コロナ禍ですすんだオンラインの講演会などもあれば参加したいと考える会員も多いと考えられる

 ・ZOOM参加のやり方がわからない、という障害が立ちはだかる。ZOOM講習会をしてもらえれば参加したいと思う会員が多いと考えられる。本部のオンライン講演会には、70歳以上の会員も多かったそうなので、やってみる価値はあるのではないか。

(2)同窓会自体に興味を示さない、また、毎日の忙しさで精いっぱいの若い会員にどうすれば佐保会の活動を知ってもらえるか。

 ・大学院生の研究発表などを講演会の企画に入れれば、刺激ももらえるし、世代を超えた交流の場の一つにもなると思われる。 

 ・卒業後、仕事や家庭の場での悩みを、経験者である世代との交流の中で、話し合えるような関わり方もあるかもしれない。

 ・会報にも、若い世代にアピールする内容も入れていく必要があるのではないか。

(3)グループの委員から出た具体的な話

 ・佐保カルチャーで、奈良県の南部、例えば吉野地域なども取り上げてほしい。

 ・演劇紹介の活動をしているので、興味をもってもらえればと思う。

 ・昨年催された卒業50周年の同窓会は素晴らしい場になった。そのことが、先日の佐保会報に掲載されており、特に最後の3行に感銘を受けた。

 ・今秋、学部の同窓会が行われるので、楽しみにしている。

 

 E班 

1.佐保会奈良支部に対するご意見、ご要望

(1)会報に掲載してほしい内容

 ・奈良女子大学に全国初の工学部が昨春出来た、その様子を会報で知らせてほしい。 

(2)佐保カルチャーで実施してほしいこと

 ・奈良にはまだ知られていない古き良き仏像や茶室などが数多く存在する。それらにかかわることなどを佐保カルチャーで企画してほしい。

 ・理系のカルチャーは少し難しい雰囲気なので、以前実施した折り鶴のカルチャーの ように参加型のカルチャーの方が良いのではないか。

 ・奈良で新会社を設立したピアニストの反田恭平さんの活動を支援するような企画を考えてほしい。

(3)HPを見ての感想や取り上げてほしい内容

 ・グループの参加者の方々には、HPをあまり見てもらえていない。

 ・若い方にも見てもらえるようにインスタグラムも活用してはどうか。また、インスタグラムでカルチャー中に投稿やライブ配信なども考えてはどうか。

 ・参加された学芸員の方の経験から、新聞、市の広報を活用してカルチャーを広報するのが効果的ではないか。

2.学部学年委員会の持ち方に対するご意見、ご提案

 ・今日のように同年代のグループ分けで開催したことは意見も言いやすくて、情報交換の場としても とても良かったと思う。

 ・支部総会の担当学年を数年前から伝えておけばもう少しスムーズに担当を引き受けてもらえるのではないかと思う。                                                                                                                                                                                     以上

 

4回学部学年委員会 アンケート集約 18名回答(参加者35名)

                             

1、佐保会奈良支部に対するご意見、ご要望

1)会報に掲載してほしい内容

 ・いつもありがたく読ませてもらっています。

 ・文字をもう少し減らした方がよいかもしれない。

 ・高齢になっても元気にしておられる会員の日常を知りたいです。

 ・地域で活躍されている方の紹介。 

 ・ユニークな活動をされている会員の紹介。

 ・卒業後50年を迎えられた方々に原稿を書いていただけたらうれしいです。

 ・支部役員の紹介記事も載せてほしい。

 ・奈良市エリア以外の情報など。各地(地元)のイベントの紹介。

 ・他支部との交流等、情報交換。

 ・卒業後の仕事の紹介、卒業生が活躍している話など。

 ・女性の生活に密着したこと。奈良、特に吉野にスポットをあてた内容。

 ・女子大の工学部の様子を知りたい。

 ・今回の資料に入れてくださった「エリア別の地図」を掲載していただければ楽しいです。

2)佐保カルチャーで実施してほしいこと

 ・奈良女子大の先生の講演会を、年一回ほど開催してほしい。

 ・専門に勉強している大学院の学生さんや、現役学生の研究の話などもしてほしい。

 ・万葉の旅の復活、ならまちめぐり、五條、吉野方面の散歩の企画。

 ・奈良は仏像全国的にも名品があり、まだまだわかっていないことも多い。

 ・奈良に居住しているので、奈良でしか味わえない様々な企画していただきたい。

 ・「奈良には古き仏たち」はとても良い企画でこれからも続けていただきたい。

 ・JNO(ジャパン ナショナル オーケストラ)奈良を拠点としている反田恭平さんが立ち上げた若手のオーケストラの支援•協力。

 ・家政学部食物学科出身の木村万紀子さんの子どもへの食育活動についての講演会(奈良リビングに掲載されていた)

 ・般若寺にエスペランティスト長谷川テルさん(映画「望郷の星」栗原小巻主演、奈良女大も映る)の顕彰碑が430日に完成するので、佐保会京都支部でなさったような「講座+奈良の強み」を活かした現地見学はいかがでしょうか。

 ・ZOOM講習会   

 ・体を動かす講座を希望します。

 ・まだ参加出来る状況ではないので欠席しておりますが、いつかいつかと楽しみに見させてもらっています。いろんな企画に感謝しております。

3HPを見ての感想やHPで取り上げてほしい内容

 ・HPへのアクセスがどれくらいあるか疑問。

 ・HPを見てもらえる工夫があれば‥。

 ・会報にQRコードを載せてできるだけ多くの人がHPにアクセスする工夫をしてほしい。

 ・ツイッター、インスタのハッシュタグのついたキーワードを見て若い人が興味を持つ。若い会員をつなぐ工夫がほしい。

 ・ツイッターなどの新しいSNSを利用して若い世代に佐保会の存在を知ってもらう。

 ・インスタグラムの活用(若い人向け)、新聞、市広報誌(年配者向け)。

 ・見やすく申込みも簡単にできて感謝しています。

 ・今日、HPの見方を教えていただきました。これから活用します。

4)その他、佐保会奈良支部の報告を聞いて感じたことなど

 ・役員の世代交代も進み、よくやっていただいていると思います。

 ・佐保カルチャーに参加してみようと思います。

 ・役員さん達のお世話に“感謝”“感謝”をしています。ありがとうございます。

 ・コロナ禍でも文化会館などで活動を継続してくださりありがたいことでした。

 ・活動の仕方がいろいろあることを聞かせていただき参考になりました。

 ・いつもレベルの高さに敬服してばかり。でもとても親しみやすくて、その二つが同居しているのが佐保会の良さだと思います。

 ・若い方に入会、活動してもらうことの難しさを痛感。

 

2、学部学年委員会の持ち方に対するご意見、ご提案

 ・今回のテーブルごとに意見交換する方法はとてもよかったと思う。

 ・久しぶりの学部学年委員会、グループ分けなど工夫があり、少人数で話しやすかった。

 ・皆様のお話を聴かせていただいくだけで素晴らしい時間が持てて喜んでいます。

 ・今回の話題は若い世代へのつなぎ方が中心となり、改めて大切な内容だと思いました。

 ・アナログなので場違いな感じで出席していました。世代で違いが大きいのですが、新しい事にも興味を持つようにしたいと思います。皆さまのご意見に感心しておりました。

 ・前向きな意見はアイデアが出てきませんが、皆さんにお会い出来るのは嬉しいです。

 ・同世代での意見交換が有意義。

 ・このような話し合いは大切だと思います。今日はありがとうございます。

 各グループで出た意見をHPなどで紹介してもらえたらよいと思います。

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 2023年3月18日(土)第4回学部・学年委員会を開催しました。

 

  花冷えに加え、昨夜からの雨が残る中でしたが、学部学年委員21名、支部役員14名、計35名の出席を得て、3年越しの第4回学部学年委員会を無事、対面で開催することができました。

 飯田支部長の学部学年委員会の主旨に触れた挨拶に続き、山口副支部長より、学部学年委員会の立ち上げ時のことや奈良支部の現状の報告があり、役員だけでは限りがある「活動の具体的アイデア」を是非いただきたいとのお願いがありました。

 参加者はA~Eの5つのグループに分かれて着席し、グループごとに会報・佐保カルチャー・ホームページ等の奈良支部活動について、質問や意見交換がされました。取り上げられた話題やテーマは多岐にわたり、各グループとも活発な話し合いがなされていました。また、最後に提出いただいたアンケートにも多くのコメントをいただき、今後の奈良支部活動に、多くのアイデアをいただくことができました。

 

  皆様の貴重な時間を奈良支部に割いていただき感謝申し上げます。いただきましたご意見を今後の支部活動へ反映させるべく努力して参ります。