奈良支部だより第72号に「第246回佐保カルチャー報告」が掲載されましたので、ご紹介いたします。

 参加された方はあの日の感動がよみがえり、参加されていない方は次回への期待が沸き上がることと思います。

 

第246回佐保カルチャー報告

                       石上・布留の歴史瞥見

    

五月十九日(金)は生憎の雨となりましたが、二十五名の参加者は天理駅を出発し、石上神宮、内山永久寺跡、なら歴史芸術文化村を巡りました。

 懐かしい雰囲気の天理本通りを抜け、石上神宮では一般の方の御祈祷に遭遇、太鼓と祝詞のお裾分けを頂きました。国宝の拝殿、楼門、禁足地を囲む石の瑞垣、国宝の摂社割拝殿等、支部役員の的確な案内があり、古典講座でも人気の講師山口裕子氏からは国宝の七支刀について等、さながらミニ講演会でした。

 いつも境内を走り回っている神鶏たちは雨で鶏舎の中でしたが、元気な声に送られて霧雨に煙る山の辺の道を辿り、内山永久寺跡へ。展望台の絵地図から歴史に翻弄された大寺院の古代の栄華に思いを馳せました。 

 なら歴史芸術文化村では、まず芸術文化体験棟でファーストクラスの機内食にも採用された華やかで美味しい手鞠寿司を頂きました。その後、文化財修復・展示棟で職員の中川真規子氏の丁寧な解説の下、つい二日前に上皇ご夫妻が訪れてニュースにもなった薬師寺東塔の模型や木組み、文化財修復を間近に見学し、ちょうど開催中だった特別展「山の辺の道」もじっくりと観覧することができました。

 後は自由見学だったため交流にぎわい棟で野菜や果物、花や地元の工芸品等のお土産を選んだり、参加者は思い思いの時間を過ごしました。

 雨ではありましたが、幻想的な雰囲気がタイムスリップを誘うような思い出深い一日となりました。

                                                                                                                山本佳未(S53文英)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 246回佐保カルチャーを開催しました。

 

 石上・布留の歴史瞥見 

                ー 石上神宮・内山永久寺跡・なら歴史芸術文化村 ー

 

  日時     令和5519日(金)午前10時~15 

    場所     石上神宮・内山永久寺跡・なら歴史芸術文化村

   参加費    1,500円      参加人数   25名   

 

「風薫る五月晴れ」の期待を大きく外れ、残念ながら終日雨の予報でしたが、25名の方にご参加いただき、519日(金)に第246回佐保カルチャー「石上・布留の歴史瞥見」を無事終えることができました。

午前10時過ぎ、集合場所の天理駅前から昭和の雰囲気の残る天理本通りのアーケードを抜け、石上神宮に向かいました。日本最古の神社、石上神宮では、楼門や拝殿、その後方の禁足地から発掘された神宝、百済王より送られた七支刀など、古事記や日本書紀の世界が目の前に広がるように感じました。  

鶏舎で美声を響かせている神鶏の横を過ぎ、霧雨に鮮やかさを増した新緑の中、まるで奥深い森の中のような山の辺の道を辿り、展望台の絵地図やかつての本堂池に往時が偲ばれる内山永久寺跡に寄り、午後1時過ぎに、なら歴史芸術文化村に到着しました。

芸術文化体験棟研修室で弁当の配布後、解散となりました。皆様、手毬寿司弁当を楽しみ、文化財修復の解説、特別展示「山の辺の道」の観覧、交流にぎわい棟でのお土産選びなど、思い思いの時間を過ごされ、いにしえの世界の思い出と共に帰途につかれたことと思います。 

 

 *第246回佐保カルチャーの報告は、「奈良支部だより72号」に掲載予定です。どうぞ、お楽しみに。

 

 

佐保カルチャーのご案内メール配信をご希望の方は

       こちらをクリックしてください。

 

 佐保会奈良支部宛てのメールが作成されますので、件名に「佐保カルチャー登録」、本文にお名前をご記入のうえ、送信をお願いします。

 

 ご案内メールが届いている方はすでに登録されていますので、再度の登録は不要です。

 

 今後の案内が不要の方は件名を「佐保カルチャー案内不要」とし、本文にお名前をご記入のうえ、送信してください。