奈良支部だより第73号に「第247回佐保カルチャーの報告」が掲載されましたので、ご紹介いたします。
参加された方はあの日の感動がよみがえり、参加されていない方は次回への期待が沸き上がることと思います。
第249回佐保カルチャー報告
「大和茶を味わう」茶歌舞伎(利き茶)の体験会
令和六年七月二十五日(木)、五十名の参加者を迎え、佐保会館二階ホールで、開催しました。
若草山の向こうに広がる奈良の茶産地で、農家の方々と共に、長年、奈良県産のお茶の発展に尽力されてきた奈良県農業研究開発センター大和茶研究センター所長宮本大輔氏を講師に招き、栽培法や摘み取り部分、製法などで煎茶、番茶、碾茶(挽くと抹茶)さらにはウーロン茶、紅茶などにも姿を変えるお茶のお話を伺い、おいしいお茶の入れ方を教えていただきました。
その後、大和茶研究センターの佐藤悠貴様、石井美也子様にお手伝いいただき、大和茶研究センターからお借りした本格的な道具を使って、五種類のお茶当てゲーム「茶歌舞伎」を体験しました。参加者は、班ごとに机上に置かれた茶葉を確認したり、順次配布される急須から各自の豆茶碗に注いだお茶の色、香り、味を吟味したりと、真剣に種類当てに取り組んでいました。
各茶葉の旨味・渋味・酸味などを十分に出すため、熱湯で入れたお茶で行われた茶歌舞伎でしたが、最後の一杯は、適温のお湯でおいしく入れていただき、大和茶を使ったお菓子と共に、楽しむことができました。
カルチャー終了後は、栽培量が少なく、他では手に入りにくい奈良県原産であるお茶「やまとみどり」のかぶせ茶(被覆資材で茶園を覆って育てたお茶)の販売が行われ、好評でした。 (菰池圭子 理数S55)
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第249回佐保カルチャーを開催しました。
大 和 茶 を 味 わ う ~茶歌舞伎(利き茶)体験会~
講師 奈良県農業研究開発センター大和茶研究センター所長 宮本大輔氏
日時 令和6年7月25日(木) 午後1時30分~3時
会場 佐保会館
会費 1,000円 参加人数 50人
令和6年7月25日(木)、まとわりつくような暑さの中でしたが、50名の皆様にお集まりいただき、第249回佐保カルチャー「大和茶を味わう~茶歌舞伎(利き茶)体験会~」を、無事、開催することができました。
今回の佐保カルチャーでは、若草山の向こうに広がる奈良の茶産地で、農家の方々と共に、長年、奈良県産のお茶の発展に尽力されてきた奈良県農業研究開発センター大和茶研究センター所長宮本大輔氏を講師にお招きし、「身近にあっても、知っているようで知らないお茶のいろいろ」について教えて頂きました。また、大和茶研究センターの佐藤悠貴様、石井美也子様にもお手伝いいただき、お茶の種類当てゲーム「茶歌舞伎」を体験しました。
同じ木なのに、その栽培法・摘み取り部分・製法・入れ方などで煎茶、番茶、碾茶(挽くと抹茶)さらにはウーロン茶、紅茶などにも姿を変えるお茶について、いろいろ学ぶことができました。また、おいしいお茶の入れ方も教えていただきました。
「茶歌舞伎」は、大和茶研究センターからお借りした豆茶碗や茶歌舞伎の道具などを使い本格的な形で行われました。事前に、使用するお茶について詳しい説明を受け臨んだとはいえ、本来5回戦のところ2回戦だけでしたので、なかなか当たるものではないと思ったのですが、全問正解者が4人も出ました。皆様の真剣さがうかがえ、童心にかえりお楽しみいただけたのではと思います。各茶葉の旨味・渋味・酸味などを十分に出すため、熱湯で入れたお茶で行われた茶歌舞伎でしたが、最後の一杯は、適温のお湯で入れた美味しいお茶で、大和茶を使ったお菓子と共に、ご堪能いただけたご様子でした。
カルチャー終了後は、栽培数が少なく、他では手に入りにくい奈良県原産のお茶「大和みどり」のかぶせ茶(被覆資材で茶園を覆って育てたお茶)を販売いただき、好評でした。
*第249回佐保カルチャーの報告は、10月発行予定の「奈良支部だより74号」に掲載予定です。どうぞ、お楽しみに。